誘電性と磁性の絡み合った現象の探究

通常は磁性は磁場,誘電性は電場に応答しますが,これが絡み合った"電場による磁性制御","磁場による誘電性制御"(電気磁気効果といいます)の実現を目指しています。 低温における小さな効果は既にTbMnO3などで実現していますが,デバイスとしての実用化を目指して(1)室温での動作,(2)より大きな電気磁気応答,を実現するべく物質開発を進めています。 この目的のために電気磁気効果の起源をも調べており,電気磁気効果の新たな機構の探索も行っています。

表面付近の物性変化の微視的研究

薄膜や表面・界面に注目して,それらの特異な物性の起源を構造の観点から探ります。 例えば,ある種のペロブスカイト型Mn酸化物では3d電子が特定の軌道のみを占有する"軌道秩序状態"を低温で取り,同時に絶縁体となります。 この軌道秩序状態が表面でどう変化するか,あるいは薄膜の中ではどうなるか,といったことを,ミクロな視点から明らかにしています。 表面界面や薄膜は電子デバイスの主要な構成要素であり,将来のデバイス設計の基盤となる情報を与えます。

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